
東住吉区でローン残債ありでも家は売れる?住みながら家を売る流れと注意点を解説
住宅ローンの残債があるまま、自宅に住みながら家を売ることは本当にできるのか。
返済や今後の資金計画に不安を抱えながらも、具体的な進め方が分からず踏み出せない方は少なくありません。
実は、ローン残債ありの家を売却するための仕組みや手順は法律や金融機関のルールによっておおよそ決まっており、ポイントさえ押さえればリスクを抑えた検討が可能です。
この記事では、東住吉区での売却をイメージしながら、住みながら家を売るための流れや、アンダーローンとオーバーローンそれぞれの資金計画、さらに返済に不安を感じた時の相談のタイミングまで、やさしく整理してお伝えします。
今の暮らしを守りつつ、将来に備えるための第一歩としてお役立てください。
東住吉区でローン残債ありの家は売れる?

住宅ローンが残っていても、自宅を売却すること自体は可能です。
売却の際は、売買代金などで住宅ローンを完済し、金融機関の抵当権を抹消することが前提となります。
抵当権が残ったままでは買主が安心して所有権移転登記を受けられないため、決済当日に残債返済と抵当権抹消登記を同時に行うのが一般的な流れです。
そのため、まずは現在のローン残高と、売却により見込める価格を把握することが重要になります。
売却代金で住宅ローンをすべて返済できる状態が「アンダーローン」であり、この場合は売却後に手元資金が残ることもあります。
一方、売却代金よりローン残高の方が多い「オーバーローン」の場合は、自己資金の持ち出しや、金融機関との相談により残債の返済方法を調整する必要があります。
どちらの状態に当てはまるかによって、売却後の家計や住み替え計画への影響は大きく変わります。
そのため、早い段階で資金計画を整理し、無理のない売却方法を検討しておくことが大切です。
東住吉区では、公示地価の平均が近年上昇傾向にあり、2026年公示地価平均は1㎡あたり約26万円台と報告されています。
また、東住吉区空家等対策アクションプランや空家利活用改修補助事業など、空き家の発生抑制や利活用を進める取り組みも行われています。
こうした動きからも、居住中の住宅を空き家化させず、計画的に売却や利活用を検討することの重要性が高まっているといえます。
ローン残債がある場合でも、地価動向や空き家対策の流れを踏まえ、早めに相談することで選択肢を確保しやすくなります。
| 区分 | 内容 | 東住吉区でのポイント |
|---|---|---|
| アンダーローン | 売却代金で残債完済 | 手元資金確保しやすい |
| オーバーローン | 残債が売却代金超過 | 自己資金や相談が必須 |
| エリア特性 | 地価上昇と空き家対策 | 早期売却検討が有利 |
住みながら家を売るための具体的なステップ

まずは、現在の住宅ローン残債を正確に把握することが重要です。
残高は金融機関の残高証明書やインターネットバンキング、窓口への問い合わせなどで確認できます。
次に、同じような条件の住宅の成約事例や公的な不動産価格指数などを参考に、おおよその売却可能価格の水準を把握します。
この残債と予想売却価格を比較して、資金計画を立てることが、住みながら売却を進めるための出発点になります。
住みながら売却する場合、内覧に備えた生活動線と片付けの工夫が欠かせません。
日頃から玄関や水まわりを整えておくことで、急な内覧依頼にも対応しやすくなります。
貴重品や個人情報が分かる書類は、必ず1か所にまとめて施錠可能な場所に保管しておきます。
また、内覧日時はできるだけまとめて設定し、家族の生活リズムへの負担を抑えることも大切です。
売買契約の後は、決済日当日に売却代金の受け取りと同時に住宅ローンの一括返済を行うのが一般的な流れです。
多くの場合、買主が利用する金融機関などに売主・買主・司法書士が集まり、売買代金の支払いと残債への充当、抵当権抹消登記の申請準備を一体的に進めます。
国土交通省や業界団体の資料でも、不動産の引渡し時点で抵当権を抹消することが標準的な扱いとされています。
このため、決済日までに金融機関との間で必要書類や精算金額を確認しておく準備が重要になります。
| ステップ | 主な確認事項 | ポイント |
|---|---|---|
| 事前準備 | 残債と売却価格目安 | 資金計画の土台整理 |
| 販売期間 | 内覧対応と生活管理 | 清掃とプライバシー配慮 |
| 決済当日 | 代金受領とローン完済 | 抵当権抹消と引渡し |
ローン残債ありで住みながら売却する3つの資金計画

まず、住宅ローン残債がある状態で自宅を売却する場合でも、売却代金で残債を完済できるかどうかで資金計画は大きく変わります。
売却価格が住宅ローン残高を上回る「アンダーローン」であれば、売却代金から残債を完済し、残りを次の住まいの初期費用などに充てることが可能です。
そのためには、事前に金融機関から残高証明書を取り寄せ、売却見込み価格との差額を具体的な金額として把握しておくことが大切です。
この差額を早めに確認しておくことで、無理のない住み替えの予算感を整理しやすくなります。
次に、売却代金だけでは住宅ローンを完済できない「オーバーローン」の場合には、追加の自己資金や金融機関との調整が重要になります。
売却価格と残債との差額を自己資金で補填できるかどうかをまず試算し、不足する場合には、一部を無担保ローンなどで借り入れる方法がとられることもあります。
また、金融機関と相談し、残った残債を分割で支払う返済条件の見直しが認められる場合もあるため、早い段階で意向を伝えることが欠かせません。
このように、オーバーローンのケースでは、売却と並行して返済計画全体を組み立て直す視点が求められます。
さらに、住み替えを前提として住みながら売却する場合には、「住み替えローン」などの利用を含めた総合的な資金計画が必要です。
住み替えローンは、今の自宅のローン残債と新居購入資金をまとめて借り入れる仕組みですが、年収や他の借入状況、返済負担率など審査の条件が一般的な住宅ローンより厳しくなる傾向があります。
また、売却が予定通りに進まない場合の返済負担増加リスクもあるため、無理のない返済計画かどうかを複数の返済シミュレーションで確認しておくことが大切です。
このような点を踏まえ、将来の収入見通しや家族構成の変化も考慮しながら、慎重に制度を選ぶことが求められます。
| 資金計画の種類 | 主な特徴 | 確認したいポイント |
|---|---|---|
| アンダーローン売却 | 売却代金で完済 | 残債と売却価格差 |
| オーバーローン売却 | 自己資金で不足補填 | 不足額と返済条件 |
| 住み替えローン活用 | 残債と新居を一体借入 | 審査条件と返済負担 |
住宅ローン返済に不安を感じた時の相談先とリスク回避策

住宅ローンの返済が厳しいと感じた段階で、まず行うべきことは、返済状況と家計の現状を整理し、早めに相談窓口につなぐことです。
返済を延滞すると、数か月で金融機関から督促状が届き、その後は保証会社による一括請求や競売手続きに進むおそれがあります。
しかし、延滞前の早期相談であれば、返済期間の延長や一時的な返済額の減額など、条件変更の余地がある場合もあります。
そのため、返済に不安を覚えた時点で、自ら動いて情報収集と相談を始めることが大切です。
相談先としては、まず現在の住宅ローンを利用している金融機関の窓口や相談専用ダイヤルが基本となります。
金融庁は、返済条件の変更などに関する相談は、返済中の金融機関に申し出ることを案内しており、各金融機関にも苦情・相談窓口が設けられています。
また、公的な窓口として、金融庁の金融サービス利用者相談室や、住宅金融支援機構の返済相談窓口なども利用できます。
こうした公的機関の情報を参考にしながら、複数の窓口を比較し、自分の状況を詳しく説明して助言を受けることが重要です。
一方で、返済に行き詰まり、家を空き家や空き地として放置すると、思わぬ負担やリスクが生じます。
国土交通省は、管理されていない空き家が、防災・衛生・景観などの面で周囲に悪影響を及ぼし、特定空家等に指定されれば、指導や勧告、最終的には行政代執行による除却が行われる場合があるとしています。
さらに、勧告を受けると、土地の固定資産税の住宅用地特例が外れ、税負担が増えるおそれもあります。
大阪市も空家等対策計画や、東住吉区における空家等対策アクションプランを策定し、区役所を拠点に空き家相談や所有者への働きかけを進めているため、放置せず早めに活用や売却を検討することが望ましいです。
| 場面 | 主な相談先 | 確認したいポイント |
|---|---|---|
| 返済が不安な段階 | 利用中の金融機関窓口 | 返済条件変更の可能性 |
| 中立的な助言を得たい時 | 金融庁の相談窓口 | 他の公的支援や制度 |
| 空き家化が心配な時 | 東住吉区役所や市の窓口 | 空家等対策や税負担 |
まとめ
住宅ローンの残債があっても、仕組みを理解し計画を立てれば、住みながら家を売ることは十分可能です。
ポイントは、残債額と売却予想価格を早めに把握し、アンダーローンかオーバーローンかを見極めたうえで、無理のない資金計画を組むことです。
さらに、返済に不安を感じた段階で早期に専門家へ相談すれば、競売などのリスクを避けながら、将来の住まい方も含めて整理できます。
当社では、お金の不安や家族の事情も丁寧にお伺いし、住みながら売るベストな方法をご提案します。
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